古川令

ジャンボカードについて


写真1


写真2

 土星カードやスピン&ファンプロダクションでジャンボカードにも触れましたので、ここではジャンボカードについて書いてみたいと思います。

 学生時代にTVで見たリチャード・ロスのジャンボカードのルーティンの衝撃を受けたのがきっかけで、以前に紹介した土星カードも含めて、早速ミリオンカードの手順に組み込みました。
 その手順は、ジャンボカードの一枚出しから始めて、最後のジャンボカードがレギュラーカードのファンに変化し、レギュラーカードのマニピュレーション、最後にジャンボカードでのマニピュレーションといった流れで、30年以上も経った今の手順も基本は変わっていません。

 異論はあるかも知れませんが、ジャンボカードについては、そもそもスライハンドでは解決できない(不思議なマジックというのは無理)というのが私の考えで、一枚出しは札プロの技法を使うなど、パームが漏れて困るような技法は一切使いませんでした。
 そのため、例えばバイスクルのジャンボカード<写真1、2の上右端>は丈厚くて重いのが難点で、札プロのように折りたたむにも不適など、レギュラーカードと違ってジャンボカードでは、その目的に応じたカードが必要になってきましたので、写真のようなカードをいろいろと買い集めてみました。同じジャンボカードでも、カードの質やサイズも様々です。


写真3


写真4

 学生時代の技法を使わないファンプロダクションには芯を抜いたバイスクルのジャンボカードでしたが、その後はスピン&ファンプロダクションにも適した、芯を抜かなくてよいピアトニックを長年愛用していました。
 そして最後にたどり着いたジャンボカードは、メーカーは不明ですが、<写真3>の黄色の箱のピエロのデザインのジャンボカードです。たまたまアメリカの玩具売り場で見つけて、半ダースほど購入しました。  中国で大量生産されている製品と考えられ、価格は2〜3$でした。価格が安い理由は、芯のある3重のトランプ専用紙ではなく、厚手の紙に印刷しているからと思います。カードの厚みはレギュラーカードと同じ厚みで、しかも軽いというメリットがあります。さらに嬉しい事に、ポーカーサイズの比率でカードの幅が広く、少ないカードでファンができるというメリットもあります。
 補足ですが、ジャンボカードの場合、できるだけ絵札や数の大きなカードを使うようにしています。また、どちらの向きのファンでもきれいに見えるように、パソコンでプリントアウトしたインデックスのシールを貼って、フォーインデックスにしています。

 ジャンボカードの大きさを比較した<写真1、2>の上段の内側の2つは、バイスクルのジャンボカードとレギュラーカードの中間のサイズです。観客からみればジャンボカードに見え、カードも薄いので、ジャンボカードでのマニピュレーションを行うのであれば、バイスクルなどのジャンボカードよりも優れていると思います。右側のブルーのバックは、NAVIGATORというベルギーのトランプのジャンボサイズで、左の赤バックは、私の記憶に間違いなければダイソーで購入したものです(残念ながら、その後ダイソーで見つけられません。これらのカードは、私は使用しないカードですが、参考までに載せておきました。

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