緩急自在のクレバーなマジシャン、ジョー・リンドフライシュの魅力はこのDVDでも尽きることはありません。物腰の柔らかいプレゼンテーションと、テクニックをふんだんに使ったハイレベルなマジックが絶妙にミックスされたグッドな内容。ある時はユニークな演出で観客を笑わせ、またある時は狐につままれたような不思議さで会場を煙に巻きます。
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全部で16種類ものカードマジックが収録され、質でも量でもマジック愛好家を十分に楽しませてくれます。
▼内容紹介
- ポーカー・ディーリング・エーセス
(Poker Dealing Aces)
4枚のAを表向きでテーブルに並べます。Aを1枚ずつ裏返し、その上に一組から数枚ずつカードを抜いて乗せていきます。これらのパケットを順番に調べてきますが、Aは全て消えています。そして、テーブルの5ヶ所に5枚ずつカードを置いていきますが、この時1ヶ所だけ裏向きで置きます。裏向きのカードをめくると、それは1枚のJと4枚のAです。
- アップ・アップ・アンド・アウェイ
(Up Up and Away)
裏向きの4枚の下に加えた1枚の表向きのカードが、どんどん上がってきます。
- エーセス・トゥ・キングス・トランスポ
(Aces to Kings Transpo)
4枚のKと4枚のAを使った交換現象。4枚のAを一組の中程に逆向きで入れて揃えます。一組の上に4枚のKをかざすと、これが4枚のAになり、一組の中程からは4枚のKが現れます。
- トライアンファント・トライアンフ
(Triumphant Triumph)
1枚のカードを覚えてもらった後で一組を半分に分け、表向きと裏向きで交互に混ぜ合わせてしまいます。テーブルに広げると全てのカードが表向きになり、選ばれた1枚だけが裏向きになっています。本当に混ぜたように見えるところがグッドです。
- ア・ニュー・ミス
(A New Myth)
1人の客に一組から1枚を選んで覚えてもらいます。一組を半分に分け、選ばれたカードが含まれているパケットをテーブルへ置きます。手に残ったパケットでもう1人の客に1枚を選んで覚えてもらい、これもテーブルへ置き両方のパケットをカットします。2人の客がそれぞれのパケットを同時にめくっていくと、全く同じ枚数目からお互いの選んだカードが現れます。
- スティル・ポインティング
(Still Pointing)
選ばれた1枚のカードを2枚のジョーカーで挟みますが、選ばれたカードは消え、裏向きに広げた一組の中から表向きで現れます。
- ジャズ・イン・オーダー
(Jazz In Order)
2枚のジョーカーと、ダイヤのA〜4を使います。ダイヤを1枚ずつ裏返しテーブルに並べていきますが、最後のAだけは表向きのままでテーブルに置きます。2枚のジョーカーのうち1枚をAの横に伏せ、もう1枚のジョーカーで裏向きのダイヤを1枚ずつ順番にすくい上げますが、その都度ダイヤはAの横のジョーカーと入れ替わっていき、最後には全てのダイヤが1ヶ所に集まります。
- 3カード・オブザベーション・テスト
(3-Card Observation Test)
3枚のカードのうち、Aの場所を客に当ててもらいますが、何度トライしても当たりません。最後は3枚を一組の中程に入れますが、3枚は一組の一番上から再び現れます。
- サインド・サンドウィッチ
(Signed Sandwich)
テーブルにあらかじめ伏せておいた2枚のカードで、同じく伏せておいた1枚を挟むと、挟まれたカードは客が選びサインしたカードに変わっています。
- スロウン・アップ・サンドイッチ
(Thrown Up Sandwich)
選ばれたカードを一組の中程から突き出た状態で入れます。あらかじめ抜き出しておいた2枚のジョーカーを一組の上にずらして置き、選ばれたカードを指で押し込むと、なぜかジョーカーの間から出てきます。ビジュアルでユニークなアンビシャスカード現象です。
- ニュー・スロップ・シャッフル
(New Slop Shuffle)
一組のちょうど半分、26枚のカードを使います。この26枚を更に13枚ずつ、【A】と【B】に分けます。【A】を裏向きに広げて1枚を選んでもらいます。選ばれたカードを戻して【A】をカットし、逆向きの【B】と混ぜます。確かに表裏バラバラで混ざっていますが、何度かカットすると選ばれたカード以外の向きがパーフェクトに揃います。
- ディバイダー・カード
(Divider Card)
6枚の赤いカードと6枚の黒いカードから、裏向きのまま1枚ずつを客に渡します。客は2枚を好きなだけ混ぜ、1枚のジョーカーを挟んだ上下に置きます。次は2枚ずつ計4枚、さらに3枚ずつ計6枚で同じようにやってもらいますが、表向きにすると綺麗に赤と黒で分かれています。「オイル&ウォーター」と「赤と黒」の良さをミックスさせたナイスマジック!これは使えます。
- ジョー・カートゥーン
(Joe Cartoon)
ジョーカーの裏面に貼られたマジシャンの写真が次々と変化していき、最後には客の選んだカードを当てます。しかも、カードを表向きにすると実際に客の選んだカードになっています。
- カードケース・レベレーション
(Card Case Revelation)
一組から1枚を選んでもらった後で、一組をカードケースに入れます。ケースを振ると、ケースの表面に選ばれたカードが斜めに切れた状態で現れます。一組を取り出して調べると、選ばれたカードは本当に斜めに切れて半分だけになっています。
- ノー・ギャフ・プリンセス・カード
(No Gaff Princess Card)
5枚のカードを広げて見せ、1枚だけ心の中で覚えてもらいます。マジシャンは5枚のうち1枚を抜き出して、一組に戻してしまいます。そして、全部で4枚になったカードを広げて見せると、ズバリ、選ばれたカードが無くなっています。4枚のカードはすべてテーブルに広げて見せられ、とてもクリーンで不思議な現象です。
- ビトウィーン・ザ・シーツ
(Between The Sheets)
一組から自由に1枚を選んでサインしてもらいます。サインされたカードを一組に戻した後で、マジシャンはなぜか紙袋を取り出します。中には様々な雑貨が入っていますが、その中に未使用のトイレットペーパーがあります。包装を破り、トイレットペーパーをグルグルと引いていくと1枚のカードが間に挟まっています。それは、まさに先程のサインカードです!傑作ショーマジックと呼べるでしょう。
収録時間:約114分
音声:英語
難易度:★★〜★★★
場所:テーブル&クロースアップ
原題:Extreme Card Magic Vol.2 - Joe Rindfleisch