ジョン・ケネディーが発表した数々のオリジナル&バリエーション作品を特集した1冊です。掲載されている内容はいずれも彼が実際に世界中で演じてきた極めつけばかり。斬新な発想とユニークなプレゼンテーション、完璧な不思議を探求した必見の作品集です。
- マジックのオープニングに最適の現象。丸められたクロースアップマットをテーブルに置きます。指をスナップすると、その合図と共にマットがひとりでに広がります。TVでも放映された粋な効果です。
- 4枚のコインをテーブルに並べます。コインを手で覆うと1枚が消えて、反対の手の下に移ります。もう一度手で覆うと2枚目が移動します。コインが移動する度に両手の表裏を見せられます。非常にクリーンな移動です。最後の4枚目は瞬間的に移動する鮮やかなクライマックス。最後に両手を見せますが、コインは4枚しかありません。袖を捲くったままでできます。更にボーナス現象として、最後の1枚が移る代りに、移動した3枚が全て元の位置に戻るリバース効果も解説されています。
- 3〜4枚のコインを手に握ると全て消えます。「マジシャンは袖に物を隠します…」と言って袖を振ると、消えたコインがジャラジャラと出てきます。
- 立ったままでできるコインの移動。手の平にある4枚のコインが1枚ずつ手から手に移動します。しかも両手は手の平を大きく開いて移動したコインを見せます。所が途中で反対の手にコインを投げ移すのがはっきり見えます。「何か見えましたか?…まだ移っていませんよ。」そう言って両手を開くと、確かに反対の手に投げたはずがコインは移動していません。この場面はまるで幻覚を見たような不思議さがあります。
- 紙ナプキンとコインを使った傑作の手順。握ったコインが消えて、テーブルにおかれた紙ナプキンの下に移動します。もう一度コインを握り、紙ナプキンの上でゆっくりと手を開きます。両手を見せますがコインはなく、ナプキンの下から出てきます。最後にコインを消したように見せて口に入れます。所がいつの間にか手に握った紙ナプキンがコインに変わり、口から紙ナプキンが出てきます。
- 良く混ぜた一組を使ってできる予言のカード。相手が自由に選んだカードと同じ色・数字のカードが予言されています。しかもカードには相手のサインがしてあります。頭脳的なアイデアです。
- 一組のカードを相手が色分けしてしまうベストアイデアの1つ。かなり不思議です。しかもカードがバラバラに混ざっている事を見せます。
- 水入りグラスの中にオリーブを落とします。一組から相手に自由にカードを選んでもらい、一組に戻して混ぜます。カードをグラスに近付けると…突然オリーブが浮き上がり、相手のカードを教えます。演技後はカードもグラスも全て相手に渡せます。
- 本物のタバコを2つに千切ります。これが瞬間に復活します。もう一度、2つに千切ります。今度は千切ったタバコを相手の手に落とします。すると、その瞬間に復活します。タバコは借りた物でできます。
- コインを手に握ると消えて、どこからともなく相手の手に落ちてきます。
- 不思議なマット
- トランスロケーション
- リバーサル・エンディング
- スリーブ・プロダクション
- ノット・イェット
- コインとナプキン
- ツインズ
- 究極のアウト・オブ・ディス・ワールド
- 神秘のオリーブ
- 不滅のシガレット
- フライング・コイン
※日本語版テキスト B5版 全25ページ
※テキストのみです。演技に必要なカードやコイン等はご用意下さい。
※(株)東京マジックの版権所有となっております。
(編集:ジョン・ケネディー)
難易度:★★★ 場所:テーブル&クロースアップ | ? |