一体どうやったの!!歓声がわき上がるセルフワーキング・パズル。周囲を囲まれた中でパームもチェンジもなく、毎回手の平をオープンに広げて、コインを繰返し加えても常に同じ数になる奇妙で不思議なパズルです。
全ては客の見ている前で隠し事もなく行われます。本当に頭をひねるミステリーです。
テーブルに10枚のペニー・コインを正面一列に3枚、2枚、1枚、4枚の4つの山に分けて並べます。左右の縦列にも同じように4つの山に並べます。手前にも1列に3枚、2枚、1枚、4枚の4つの山に分けて並べます。
これで正方形状にどの列から数えても10枚のペニーが並べられ、合計が10セントになります。
客に15枚のペニーの山を渡して1枚を好きな列の山に置いてもらいます。、コインを加えた列は合計も枚数も変わってきますが、ここでマジシャンの知恵のある所を見せます。立て横のコインを1枚ずつ移動させるとどの列も10セントで枚数も変わりません? ウソのような本当の事が起こります!
コインを1枚ずつ客に加えてもらいますが、どの列から数えても10枚で10セントの合計は変わりません! 全て客の好きな位置に自由に置いてもらいます。最終的に10枚が加えられも全くその枚数と合計は変わりません! 一体どうして!!!!!
信じられないとはこの事です! 全ては数学の原理に基づいた素晴らしい演出とトリックで行われます。クライマックスは客の手にも10枚のペニーがピタリと残っているから驚きです。
ジョバンニは小さなペニー・コインを使ったアイデアで演じていますが、同種類のコインで日本の1円玉でも10円玉でもできます。テーブルにコイン正方形を並べるだけで簡単にできます。
DVDでは小さなミニ・パースからロール・ペニーが現れるオープニングのアイデアも解説されています。
基本的な演出ではマジックで使うテクニックは一切使いません。コインの位置を並べ替えるだけでパーフェクトに見せられます。
マジックの合間やインターバルに息抜きとして見せたい観客参加型のエンターティメントです。マジックの幅を広げるレパートリーとして覚えておきたい傑作です。
- ※演技解説DVD:約43分
- ※言語:英語
難易度 | 中級〜上級 |
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場 所 | クロースアップ・パーティ |
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原 題 | The Pennies by Giovanni Livera |
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