深い森を奥へ進むとやがて古い館が見える。扉をそっと開け部屋を覗くと キャンドルの光と分厚い書物に向かっている人影が見える。 静かにドアを閉め、次の部屋にゆくと・・・
坂本 圭史 (Keishi Sakamoto) 昭和の時代、アマチュア奇術界で名を馳せた亡父(坂本種芳)の薫陶を受け、幼少時よりマジックに関心を持ち、爾来60有余年、趣味としてのマジックに力を注いで来た。天覧マジックの経験もある。現在、創設以来76年の歴史を持つ「東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ」の会長。本業は、三越・イトーヨーカ堂など流通業界43年の経験を生かし、経営論・人生論をテーマに全国各地で講演を行なっている。一方、岩手県遠野市の「ふるさと大使」として地域活性化に尽力したり、各種施設を訪問して趣味のマジックでボランティア活動を行っている。
平川 一彦 (Kazuhiko Hirakawa) 小学生の時に恩師のマジックを見て驚いたのがきっかけでマジックを始める。大学生の時にボボ、エルドナーゼ、ダイ・バーノン、スライディニー、ラリー・ジェニングス、クリフ・グリーン等の原書に出会いその内容に感動し、以来原書でのマジックの研究を数十年にわたり続けている。特にエド・マーローを崇拝し、マーローの名前が載っている本は古今東西を問わず収集している。その蓄積からマジックの基礎の重要性を強調している。多くの良き仲間に恵まれ、現在もマーローを中心にマジックを日々研究している。
古川 令 (Satoru Furukawa) 大阪大学奇術研究会でマジックを始める。30年以上のキャリアを持つミリオンカードではオリジナル技法や独自の理論を醸成してきた。97年のIBMコンベンションでファイナリストアワード受賞、SAM(米)からの推薦でFISM2000出場。米国駐在時には、Midwest Magic Jubileeに3度のゲスト出演や主要な国内大会にも出演。また、大手食品メーカ ーのコンサルタントとしてマジックの考案・開発を行う。本業では、協和発酵(現協和発酵バイオ)時代にはアミノ酸の新規な発酵生産プロセスを開発・導入し、同社の基幹技術のひとつとなり、その研究論文が工学博士の学位としても認められた。 また、機能性食品素材の新規用途の開発を手掛け、取得した特許を英国企業にライセンスした経験もある。 現在はバイオ関連の研究開発のコンサルタント、東海大医学部の客員准教授。
松山 光伸 (Mitsunobu Matsuyama) 石田天海に魅了されマジックの世界に入る。中学の頃から高木重朗に師事。高校大学時代は慶應義塾奇術愛好会等に属し活躍。この間、多くのマジシャンの知己を得る。卒業後は日産自動車(株)に30年近く勤務。「不思議」「ザ・マジック」等20年にわたる連載のほか、奇術史研究機関であるカンジュリング・アーツ・リサーチ・センター(ニューヨーク)の専門雑誌Gibeciereに連載するなど日本からの情報発信に尽力中。著書に「セルフ・ワーキング・マジック事典」(東京堂出版)がある。ザ・マジック・サークル(ロンドン)の日本地区代表、インターナショナル・ブラザーフッド・オブ・マジシャンズ会員。現在、外資系企業で活躍。
土屋 理義 (Masayoshi Tsuchiya) 初代天勝の大ファンであった父の影響を受け、マジックは子供の頃からの趣味。三菱銀行時代の12年間の英米駐在時に、ロンドン・マジックサークルやSAMニューヨーク本部の正会員となる。国内では東京アマチュア・マジシャンズクラブ幹事・研究委員長。同クラブの秋の発表会での3度にわたる落語手品が評判となっている。マジックグッズをアイテムに、奇術の歴史や有名マジシャンのエピソードを書いた「マジックグッズ・コレクション」を出版(東京堂出版)。特に知られざる天勝のエピソードは必読。銀行支店長、外資系メーカー副社長、銀行関連会社役員を経て、現在は上場メーカー役員。もう一つの趣味である切手収集関連の著書6冊。(財)切手の博物館理事。